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MySQL 5.1の最新版のdebパッケージを作成する方法

2009 年 8 月 30 日 コメント 2 件

Ubuntu 9.04にはMySQL 5.1のパッケージが用意されているのですが、バージョンが5.1.31であり最新ではないので(現時点で最新は5.1.37)、最新版のdebパッケージを作成する方法を紹介します。debを作成するといっても、開発中のUbuntuに入っているmysql-server-5.1のソースを持ってきてビルドするだけなので、比較的お手軽にできます。

debを作成するための準備

まずはビルドする人間のメールアドレスと名前を環境変数で設定しておきます。

$ export DEBEMAIL="hogehoge@foo.com"
$ export DEBFULLNAME="Your Name"

次にパッケージをビルドするために必要なものをインストールします。

$ sudo aptitude install dh-make devscripts debhelper fakeroot lintian sudo pbuilder piuparts dpatch

ソースの取得

“mysql-dfsg-5.1” source package in Ubuntuよりdevelopmentのkarmicの方のリンクをクリックして、その先の画面で以下の3つのファイルをダウンロードします。

  • mysql-dfsg-5.1_5.1.37.orig.tar.gz – ソースtarボール
  • mysql-dfsg-5.1_5.1.37-1ubuntu2.diff.gz – debを作成するためのdiff
  • mysql-dfsg-5.1_5.1.37-1ubuntu2.dsc – パッケージングのルールを記載したファイル

今回は ~/deb というディレクトリを作成してその中で作業するので、debディレクトリにダウンロードしておきます。

mysql-dfsg-5.1のビルド

mysql-dfsg-5.1のビルドに必要なパッケージをインストールしておきます。

$ sudo aptitude build-dep mysql-server-5.1

次にソースを展開します。dpkg-source -x を実行するとソースを展開するだけはなく、パッチも自動的に当ててくれます。

$ dpkg-source -x mysql-dfsg-5.1_5.1.37-1ubuntu2.dsc
dpkg-source: warning: extracting unsigned source package (mysql-dfsg-5.1_5.1.37-1ubuntu2.dsc)
dpkg-source: extracting mysql-dfsg-5.1 in mysql-dfsg-5.1-5.1.37
dpkg-source: info: unpacking mysql-dfsg-5.1_5.1.37.orig.tar.gz
dpkg-source: info: applying mysql-dfsg-5.1_5.1.37-1ubuntu2.diff.gz

そしていよいよビルドです。(私はAthlon X2 5050eの環境で約2時間かかりました)

$ cd mysql-dfsg-5.1-5.1.37
$ debuild -us -uc

場合によっては「”hardening-wrapper”というパッケージがないよ」というエラーになってビルドできないかもしれないので、このパッケージをaptitudeでインストールしておきます。

完了すると .deb パッケージが~/deb/配下に作成されているので、必要なものをdpkg -iしてインストールします。ただし、依存関係が若干複雑なのでエラーが出たら依存しているものを先にインストールすると良いでしょう。

$ sudo dpkg -i mysql-common_5.1.37-1ubuntu2_all.deb ¥ 
 libmysqlclient16_5.1.37-1ubuntu2_amd64.deb ¥
 mysql-client_5.1.37-1ubuntu2_all.deb ¥
 mysql-client-5.1_5.1.37-1ubuntu2_amd64.deb
 
$ sudo dpkg -i mysql-server-core-5.1_5.1.37-1ubuntu2_amd64.deb ¥
 mysql-server-5.1_5.1.37-1ubuntu2_amd64.deb ¥
 mysql-server-5.1_5.1.37-1ubuntu2_amd64.deb

なお、5.0から5.1にアップグレードするような場合、my.cnfに使えなくなったオプションを書いていたりするとmysqldの起動に失敗するので、エラーログを見て適切に対処しましょう。例えば私の場合は –skip-bdb というオプションが使えなくなっていてエラーになっていました。

無事にインストールできれば、これでmysql-server-5.1が最新版になっています。mysqlコマンドでSQLを発行して動作を確認してみて下さい。

$ mysql -uroot -pxxxxx
Welcome to the MySQL monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 68
Server version: 5.1.37-1ubuntu2-log (Ubuntu)

補足

今回はUbuntu 9.04で試しましたが、Debianでも同じ手順でパッケージを作成することができるはずです。また、debパッケージの作成にあたってDebianパッケージ60分クッキング(PDF)を参考にさせて頂きました。

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mysqldumpでバックアップをする時につけるオプション

2009 年 4 月 18 日 コメントはありません

MySQLのデータベースをバックアップする際にmysqldumpを使用しますが、個人的に「これはつけたらよさそう」と思っているオプションを紹介します。

–opt

–quick –add-drop-table –add-locks –extended-insert –lock-tables を指定するのと同じです。ダンプしたデータをMySQL サーバに読み込むための最速ダンプを提供します。(マニュアルそのまんま)

–single-transaction

ダンプする際に先頭にBEGINをつけるため、ダンプ時のデータのトランザクションの一貫性を保つことができます。ただしInnoDBなどのトランザクションが有効なストレージエンジンではないと意味がないです。

–flush-logs

ダンプを開始する前に、MySQL サーバ内のログファイルをフラッシュします。バイナリログを保存するような設定になっている場合はこれがフラッシュされます。ダンプしたデータとバイナリログを使用してデータを復元する場合に有用です。

–master-data

CHANGE MASTER TOコマンドをダンプの先頭に付加します。–master-data=2を指定するとCHANGE MASTER TOがコメントアウトされた状態になります。–maser-data=1と指定するとコメントアウトされずにダンプされます。

–default-character-set

ダンプする際の文字コードを指定します。

–hex-blob

バイナリ型のデータをエスケープ処理を行わずに実際に格納された値の16進表記でダンプします。 これを指定しないと default-character-set がSJIS系の場合エスケープ処理に失敗し、バイナリデータが壊れてしまう場合があります。

まとめ

自分はこんな感じでバックアップをとっています。

$ mysqldump -uroot -pxxxxxxxx --opt --flush-logs --single-transaction --master-data=2 --default-character-set=utf8 --hex-blob <database>

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MySQLをインストールした後に設定する項目

2009 年 1 月 15 日 コメントはありません

自分がMySQLをインストールしたあとに行う設定を備忘録がてら書いてみます。サーバのスペックによって若干変動するところもありますが、チューニングする項目というのは大体こんなもんでしょう。

user            = mysql
pid-file        = /var/run/mysqld/mysqld.pid
socket          = /var/run/mysqld/mysqld.sock
port            = 3306
basedir         = /usr
datadir         = /var/lib/mysql
tmpdir          = /tmp
language        = /usr/share/mysql/english
skip-external-locking
# ここまではわりとお決まりの設定。環境によってファイルのパスは適宜変えます。

# サーバ側で使用する文字コードの設定
default-character-set = utf8
# クライアント/サーバ側での文字コード変換を行わない
skip-character-set-client-handshake
# CREATE TABLE する際に ENGINE=InnoDB の指定をしなくてもInnoDBにする
default-table-type = InnoDB
# クライアント/サーバがやり取りすることのできるパケットサイズを指定
# 巨大なデータをやり取りする場合は指定した方がよい
max_allowed_packet      = 16M

# MyISAMで使用するINDEXのキャッシュサイズ
key_buffer              = 64M
# スレッドのスタック領域のサイズ
thread_stack            = 128K
# 生成されたコネクション用のスレッドをキャッシュしておく数
thread_cache_size       = 16
# 最大同時接続数。メモリ搭載量にもよるが100〜300ぐらいが良いらしい
max_connections        = 150
# MyISAMで一度開いたテーブルをキャッシュしておく数
table_cache            = 128
# 同時に実行できるスレッド数。CPUのコア数の2倍を設定
thread_concurrency     = 2

# query cacheの設定
# 0: OFF, 1:ON, 2:DEMAND
query_cache_type      = 1
# キャッシュするクエリ結果の最大サイズ
query_cache_limit       = 1M
# クエリキャッシュに割り当てるメモリ量
query_cache_size        = 16M

# slow logの設定
log_slow_queries       = /var/log/mysql/mysql-slow.log
# 3秒以上かかったクエリは上記ログファイルに出力
long_query_time = 3

# ここからレプリケーションの設定
#  MySQLサーバごとに固有のID
server-id               = 1
# バイナリログ出力先
log_bin                 = /var/log/mysql/mysql-bin.log
# データ書き込み(トランザクションのコミット)を何回行ったらバイナリログを
# フラッシュするかの回数。0の場合はデータ書き込みがあってもバイナリログをフラッシュしない
sync_binlog             = 0
# バイナリログを保持しておく日数
expire_logs_days        = 60
# バイナリログの1ファイルあたりの最大サイズ
max_binlog_size         = 1024M
# バイナリログを出力する対象のDB
binlog_do_db           = hoge
# バイナリログの出力対象外とするDB
binlog_ignore_db        = mysql information_schema

# Berkley DBは使わない
skip-bdb

# InnoDBのデータファイルの名前とどのぐらいで自動拡張するか
innodb_data_file_path = ibdata1:128M:autoextend
# テーブルごとに.ibdのデータファイルを作成するかどうか
innodb_file_per_table = 1
# InnoDBの内部データなどを保持するための領域
innodb_additional_mem_pool_size = 20M
# InnoDBのデータやインデックスをキャッシュするためのメモリ上の領域
# DBサーバ専用のマシンの場合はメモリの50%-80%を指定
innodb_buffer_pool_size         = 256M
# InnoDBの更新ログを記録するメモリ上の領域
innodb_log_buffer_size          = 8M
# InnoDBの更新ログを記録するディスク上のファイルのサイズ
# 大きくするとパフォーマンスはあがるがクラッシュ時のリカバリに時間がかかるようになる
innodb_log_file_size            = 64M
# データをファイルに書き込む際のメソッド。
# Linuxの場合は O_DIRECTがパフォーマンス的にはよい
innodb_flush_method             = O_DIRECT
# InnoDBのログバッファをInnoDBログファイルに書き込むタイミングを決める
# 基本的には1
innodb_flush_log_at_trx_commit  = 1
# 2相コミットを行うかどうか
innodb_support_xa               = OFF
# クラッシュ対策としてデータの二重書き込みを無効にする
skip-innodb_doublewrite

innodb_で始まるInnoDB関連の設定項目の詳細についてはMySQL5開拓団 ストレージエンジンの吟味 (2)にとても詳しく載っているので一読してみた方がよいです。あとはDSAS開発者の部屋:5分でできる、MySQLのメモリ関係のチューニング!も非常に参考になるでしょう。MySQLの設定はなかなか奥が深いですが、設定項目の意味を理解していればよいパフォーマンスを引き出せると思います。

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MySQLでテーブルのコピーを簡単に作る方法

2008 年 11 月 23 日 コメントはありません

hogeテーブルをhoge_20081123というテーブルにコピーする方法。

/* hogeテーブルのスキーマをコピーしてテーブル作成 */
> CREATE TABLE hoge_20081123 LIKE hoge;
/* hogeテーブルのデータをINSERT */
> INSERT INTO hoge_20081123 SELECT * FROM hoge;

たまにしかやらないのですが、いっつも忘れているのでメモ。

実践ハイパフォーマンスMySQL 第2版

著者/訳者:Baron Schwartz Peter Zaitsev Vadim Tkachenko Jeremy D. Zawodny Arjen Lentz Derek J. Balling

出版社:オライリージャパン( 2009-12-14 )

大型本 ( 736 ページ )


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